歯科
歯科について
周術期における口腔機能管理
2024年10月より2号館2階に歯科診療室として新設されました。
近年、口腔内細菌と全身疾患との関連性が明らかになってきており、口腔機能管理の重要性が認識されるようになりました。特にがん治療前からの口腔管理は、がん治療中の歯性感染症発症のリスクを低下させることがわかっています。
当科では、悪性腫瘍、心臓血管疾患、変形性関節症などで手術を予定している方に対して、治療前に口腔トラブルがないかをチェックし、口腔内細菌が全身へ影響を及ぼさないように専門的口腔ケア、口腔管理を行っています。また、全身麻酔時の歯の保護を目的として、動揺のある歯や前歯部に補綴治療(被せ物)を行っている場合には、マウスピースの作製を行っています。
がん薬物療法や放射線治療を行う場合には、口腔粘膜炎や顎骨壊死などの有害事象を予防または重症化させないように、定期的な口腔管理を行っていきます。
口腔は食べることや話すことに関わる重要な器官です。医科での本来の治療を円滑にすすめられるように、治療前から「噛める口腔を作る」ことが大切です。治療前に、感染源となる歯の抜歯や義歯作製などを行い、医科での治療をサポートしていきます。
近年、口腔内細菌と全身疾患との関連性が明らかになってきており、口腔機能管理の重要性が認識されるようになりました。特にがん治療前からの口腔管理は、がん治療中の歯性感染症発症のリスクを低下させることがわかっています。
当科では、悪性腫瘍、心臓血管疾患、変形性関節症などで手術を予定している方に対して、治療前に口腔トラブルがないかをチェックし、口腔内細菌が全身へ影響を及ぼさないように専門的口腔ケア、口腔管理を行っています。また、全身麻酔時の歯の保護を目的として、動揺のある歯や前歯部に補綴治療(被せ物)を行っている場合には、マウスピースの作製を行っています。
がん薬物療法や放射線治療を行う場合には、口腔粘膜炎や顎骨壊死などの有害事象を予防または重症化させないように、定期的な口腔管理を行っていきます。
口腔は食べることや話すことに関わる重要な器官です。医科での本来の治療を円滑にすすめられるように、治療前から「噛める口腔を作る」ことが大切です。治療前に、感染源となる歯の抜歯や義歯作製などを行い、医科での治療をサポートしていきます。

主な対象疾患
・悪性腫瘍、心臓血管疾患、変形性関節症などで全身麻酔手術予定の方・がん薬物療法・放射線治療前、骨吸収抑制薬での治療前の方
・当院通院中で抜歯などの外科的処置が必要な方
・入院患者で歯科治療が必要な方
診療方法
当院医師よりコンサルトを頂き、診察させて頂きます。手術前、がん薬物療法・放射線治療前、骨吸収抑制薬治療前の場合は、画像検査および口腔内チェックを行い、口腔管理(口腔ケア・マウスピース作製など)いたします。
がん薬物療法や放射線治療による口腔粘膜炎や顎骨壊死などの場合は、定期的に口腔管理を行っていきます。
診療体制
当科では完全予約制をとっております。医科で入院されている患者さんは、担当医師と連携をとりながら診療にあたっています。基本的に、退院後の歯科治療は地域の連携の先生方にご紹介させていただいておりますが、抜歯などの外科的処置が必要な場合や地域歯科医院での治療が困難な場合は当科で対応させて頂きます。スタッフの紹介
医師名 |
職位・役職 |
専門分野 |
所属学会 | |
山村 佳子 徳島大学 1999年卒 | 診療科長 准教授 | 口腔外科一般
周術期口腔管理 障害者歯科 | 日本口腔外科学会(専門医・認定医) 日本口腔科学会(指導医・認定医) 日本障害者歯科学会(認定医) 日本口腔ケア学会2級 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了 歯科医師臨床研修指導歯科医 インフェクションコントロールドクター 日本歯科放射線学会 | ![]() |
窪地 慶 日本大学 2012年卒 | 嘱託医 | 歯科治療一般 周術期口腔管理 | 日本接着歯学会(専門医) 日本補綴歯学会 日本口腔インプラント学会 | ![]() |