呼吸器内科

長引く咳から肺がんまで、呼吸器内科は呼吸器疾患全般の診療に当たっています。できるだけ患者さんとご家族にわかりやすい説明を行うとともに、肺がんでは呼吸器外科や放射線科、緩和ケアチームと協力して行う総合的治療が特徴です。地域の医療機関との関係強化にも力を入れています。当科の診療方針は「安全、安心の医療」。患者さんとご家族が十分に理解し、納得できるようにわかりやすい説明を行うというものです。場合によっては、別途時間を取ってゆっくりと話ができるような環境も整えています。問診・診察と血液検査、画像検査（X線、CT、PET-CT）、呼吸機能検査、喀痰検査など体に負担の少ない検査を行った後、肺がんが疑われる場合は確定診断のために気管支鏡検査を行い、必要に応じてCTガイド下生検、胸腔鏡下生検を呼吸器外科、放射線科との連携の上で実施しています。　入院患者さん全例に毎週カンファレンスを行っていますが、肺がんに対しては呼吸器外科と週1回、放射線科と月に2回の合同カンファレンスで診断や治療方針について意見を出し合い、呼吸器チームとして患者さん主体の医療を提供。緩和ケアチームも早くから痛みや精神面のケアで協力します。肺がんの化学療法を、毎日、外来で実施していることも特徴です。