臨床工学室
臨床工学室について
臨床工学室概要
臨床工学室では、人工心肺装置および補助循環装置の操作、心臓カテーテル検査および埋め込み型心臓デバイス関連、血液透析や血漿交換などの血液浄化装置の操作などの技術提供を行っております。その他にも手術中の脳神経モニタリングや手術支援ロボット装置da Vinciの準備およびトラブル対応、内視鏡下手術におけるスコープオペレーター業務、ハイブリット手術室でのステントグラフト手術やカテーテルアブレーション業務なども行っています。また、院内の医療機器(心電図モニタ、輸液ポンプ、除細動器など)を安心して使用いただくための保守点検や医療機器の安全使用に関する周知徹底を目的とした研修を開催しています。2020年4月より臨床工学技士が1名で当直体制をしいており、緊急時やトラブルにも迅速に対応することが可能となっています。
スタッフ紹介
室長 | 武藤 智 | 泌尿器科・教授 |
業務概要
【循環業務】
循環業務としては、主に心臓血管外科手術とハイブリット手術室および心臓カテーテル検査室での技術提供を行っています。
心臓血管外科手術の際に使用される人工心肺装置や大動脈バルーンパンピング装置、体外式ペースメーカーなどの技術提供を行っています。
心臓血管外科手術の際に使用される人工心肺装置や大動脈バルーンパンピング装置、体外式ペースメーカーなどの技術提供を行っています。
ハイブリット手術室および心臓カテーテル検査室では、心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー関連業務、カテーテルアブレーション業務を行っています。その他に、ペースメーカー外来業務や埋め込み型心臓デバイスの遠隔管理業務なども行っています。
【手術室業務】
手術室内では、脳神経モニタリングや内視鏡下手術におけるスコープオペレーター業務や手術支援ロボット装置da Vinciの準備およびトラブル対応を行っています。【呼吸療法業務】
人工呼吸器の準備、病棟ラウンド、呼吸器回路の交換等を行っています。また、在宅で人工呼吸器を使用する患者様のご家族への指導なども行っています。呼吸ケアサポートチーム(RST)の一員としてコンサルテーションを行っています。
【血液浄化業務】
血液浄化センターは、12床で外来・入院患者様の血液透析や各種アフェレシス療法を行っています。臨床工学技士は、シャントへの穿刺や装置の操作および保守を行っています。また、集中治療室等での出張透析やCHDFも対応しています。
【臨床工学室(機器点検エリア)】
院内で使用された医療機器の点検や修理を行い、常に安全に使用できるように日々業務を行っています。管理している医療機器は、人工呼吸器、心電図モニタ、輸液・シリンジポンプ、パルスオキシメーターなどあります。さらに、医療機器の安全使用の周知徹底を目的とした研修会を開催しています。
所属学会
- 日本臨床工学技士会
- 東京都臨床工学技士会
- 日本透析医会
- 日本体外循環技術学会
- 日本アフェレシス学会
- 日本血液浄化技術学会
- 日本ロボット外科学会
- 日本不整脈学会
- 日本循環器学会
- 日本心血管インターベション治療学会
- 日本集中治療学会
- 日本呼吸療法学会
認定資格
- 透析技術認定士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- アフェレシス認定士
- 体外循環技術認定士
- 不整脈治療専門臨床工学技士
- 認定血液浄化臨床工学技士
- 認定医療機器管理臨床工学技士
- 認定集中治療臨床工学技士
- 心血管インターベション技士
- 透析技能検定1級
- 臨床ME専門認定士
- 修理業責任技術者
- MDIC