「新人看護師の成長記録」を発信します!

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順天堂大学練馬病院看護部のホームページへようこそ!

看護部ホームページを訪れてくださる皆様に少しでも、有益な情報を提供できればと思い、今年度入職したばかりの新任者『1年目看護師』のお仕事の様子や日々の成長を『癒し』も織り交ぜつつ、更新していきたいと思います。
それでは、『新人看護師の成長記録』2025年度第9号、5B病棟看護師がお届けします!


5B病棟

こんにちは😊
私たちの病棟では脳神経外科、脳神経内科の患者さんが入院しています✨
麻痺や意識障害のある方も多く、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、さまざまなコミュニケーション方法を工夫しながら看護を行っています。
看護師・医師・介護福祉士・看護補助者・リハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)そして医療福祉相談室や入退院支援室など、多職種がチームで連携し、個別性のある看護を実践しています💪

1️⃣ 介護福祉士と看護師が、清潔ケアの時間を調整しています
患者さんにとって一番心地よいタイミングでケアを行えるよう、チームで確認しています。
チームの中心には、もちろん患者さん。
リハビリや検査、面会の予定など、その日のスケジュールを、患者さんにも確認しながら調整します。

2️⃣ 経鼻胃管栄養後は微温湯を流します
食事のかわりに栄養剤を注入したあと、少量の微温湯(ぬるま湯)を流すのが基本のケア。
この“ひと手間”には、実はとても大切な理由があります👇

🌿 ① チューブの中をきれいに保つため
栄養剤がチューブの中に残ると、時間が経って固まりやすく、次の注入のときに詰まり(閉塞)を起こす原因になります。
微温湯を流すことで、残った栄養剤をやさしく洗い流し、チューブを清潔に保ちます。
🌿 ② 栄養剤がしっかり胃まで届くようにするため
微温湯を流すことで、チューブ内に残っている栄養剤が胃までしっかり流れ込み、予定した量をきちんと投与できます。
🌿 ③ 冷たすぎず、胃への刺激をやわらげるため
冷水だと胃がびっくりしてしまうことも👀
体温に近い“ぬるま湯”を使うことで、身体への負担を少なくし、よりやさしくケアが行えます🌸

日々のケアの中には、患者さんへの思いやりとチームの連携がたくさん詰まっています💐


5B