分娩

分娩のスケジュール

入院のタイミング

予定手術・計画分娩なら「前日」に入院

予定帝王切開や無痛分娩(誘発)の場合は、処置の前日に入院して準備を行います。

陣痛・破水なら「兆候」に合わせて入院

陣痛発来や前期破水が起きた時点で入院となります。

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退院のタイミング

経腟分娩なら産褥5日目に退院

自然分娩や無痛分娩の場合、出産5日目が退院の目安です。

帝王切開なら術後6日目に退院

予定・緊急を問わず、帝王切開の場合は手術後6日目に退院となります。

分娩方針

当院の産科医・婦人科医師は、外来、分娩は当番制になっているため、病棟での担当が異なる場合があります。当院では、チームで皆さまの情報を共有しているため、どの医師が関わっても同じ医療が受けられますので、ご安心ください。

より自然で、かつ安全な出産を目指し、妊婦さん、家族にとっての満足のいく出産を目指しています。経腟分娩の基本は自然分娩です。自然な陣痛が来るのを待って、自然な陣痛の流れに沿って、お産まで進みます。37週0日から41週6日までが、正期産の範囲です。分娩予定日から2週間以上過ぎると、結果的にあまりいいお産にならないことがわかっています。このため、私たちは41週に入ったら、計画的に陣痛誘発を行うことを考慮します。
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陣痛誘発·促進に使用する薬剤(オキシトシン·プロスタグランディン)は、本来母体の体内から分泌される子宮頸管を軟化させ、子宮収縮を促す物質を体外から薬剤の形で補うもので、不自然な薬品を使用するわけではありません。したがって、薬剤の副作用として胎児に悪影響を及ぼすことはありません。しかし、投与量の過剰によって陣痛が強くなりすぎた場合などに、母体·胎児に悪影響を及ぼすことになりますので、安全な投与量を守るとともに、投与中は持続的な陣痛·胎児心拍のモニターを実施しています。以下のような場合に、陣痛誘発·促進を行います。陣痛誘発:陣痛がない状態から、薬剤を使用して陣痛をおこします。

  • 破水が起こってから時間を経過しても陣痛が起こらない場合
(破水から48時間以上経過すると、胎児への感染の率が高まることが知られています)
  • 分娩予定日から1週間以上を経過した場合
(過期産(42週以降)では、胎盤機能の低下のため胎児仮死による帝王切開の率が高まります)
  • 母体に比べて胎児が大きく育ちすぎた場合や、母体合併症の悪化など、早期の分娩が望ましいと医師が判断した場合
⇒事前に頸管拡張の処置を行う場合があります
 陣痛促進:順調な分娩進行のためには有効な陣痛が必要です
  • 微弱陣痛で、分娩の進行が停滞したまま時間を経過している場合
帝王切開には選択的帝王切開と緊急帝王切開とがあります。選択的帝王切開には骨盤位(逆子)、児頭骨盤不均衡、前置胎盤などさまざまな理由で帝王切開は行われますが、その時期は分娩予定日から約2週間前とします。これは、胎児が十分に成熟していて、かつ陣痛が起こる可能性が低い時期という理由によります。当院では原則として下腹部横切開で行っています。手術の前日に入院し、術後約1週間で退院します。麻酔は麻酔科が担当し、腰椎麻酔を原則としています。詳しくは手術前日に麻酔科医師より説明いたします。緊急帝王切開は、分娩前·分娩中のいずれにもありえます。この場合にも同様の方法で行いますが、状況によって麻酔方法や切開方法が変わることがあります。
※術後2日目までは2人床(又は個室)となります。
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はじめに

妊娠おめでとうございます。そしてようこそ順天堂大学練馬病院へ!

順天堂大学練馬病院では産科医・婦人科医・助産師と我々麻酔科医が協力して、2016年より分娩時鎮痛(無痛分娩·その他緊急時等の鎮痛対応)を開始いたしました。現在、麻酔科スタッフ約10名が交代で担当しております。「安心できる分娩のサポート」を目標として、希望される産婦さんに分娩時鎮痛を提供しています。無痛分娩の形としては、当院では計画無痛分娩を基本とさせて頂いております。また、母体搬送などの産科救急や分娩中に緊急帝王切開が必要になった場合や産後の大量出血などに対して、緊急の対応が必要になった場合も産科医・婦人科医・助産師と協力して、迅速に対応する体制を整えております。

当院では産科・婦人科外来内に周産期麻酔外来を開設しております。初産婦も対応しており、当院で分娩予定があり、分娩時鎮痛ご希望の方、ご興味のある方は産科・婦人科スタッフを通して周産期麻酔外来をご予約ください(基本的には妊娠32週時に受診していただきます)。また医学的適応として無痛分娩を予定させて頂く方、リスクの高い出産となる方も周産期麻酔外来を受診して頂きたいと思います。スタッフ一同で安全な出産に向けて診療につとめてまいります。

当院の無痛分娩における方針はこちら

順天堂大学医学部附属練馬病院 麻酔科·ペインクリニック

説明書

周産期麻酔外来ではこちらの説明書を用いてご説明をいたします。周産期麻酔問診票にご回答いただいた後、左上のQRコードより当院での無痛分娩に関する動画を視聴いただき、受診前に説明書を一読して質問を整理していただければ、外来で質問にお答えします。

無痛分娩に関する説明書
診療体制他

当院では以下の診療体制を整えております。
なお、この項目はJALA(無痛分娩関係学会団体連絡協議会)の「無痛分娩取扱施設のウェブサイトにおける「自施設の診療体制に関する情報公開」の内容について」に基づき、全ての項目を公開しております。

また、東京都による自主点検表における項目を全て満たしております。

診療体制

施設属性
施設ID 10124
事業所郵便番号 1778521
郵便番号 1770033
住所1 東京都練馬区
住所2 高野台3-1-10
電話番号 03-5923-3111
無痛分娩に関する情報公開 
無痛分娩情報公開中のページ個別URL 現在、ご覧
当該情報公開ページの最終更新日 2025-05-01
産科・婦人科と麻酔科の勤務医師数
集計年月日 2025-03-31
産科・婦人科と麻酔科の合計常勤医師数 22名
産科・婦人科医師数 12名
うち麻酔科標榜医資格を有する産科・婦人科医師数 0名
麻酔科医師数 10名
産科・婦人科と麻酔科の合計非常勤医師数 32名
産科・婦人科医師数 5名
うち麻酔科標榜医資格を有する産科・婦人科医師数 0名
麻酔科医師数 27名
分娩取扱実績
集計対象期間 2024-01-01~2024-12-31
全分娩取扱数 776件
非無痛経腟分娩件数 199件
無痛経腟分娩件数 283件
帝王切開分娩件数 294件
無痛分娩に関する対応方針とマニュアル等の整備状況
希望による無痛分娩の受け入れ有無 あり
無痛分娩の導入対象 原則は計画分娩だが自然陣発にも可能な日時(日勤帯のみ等)にて対応
鎮痛の方法  
硬膜外麻酔実施の有無 あり
CSEA実施の有無 あり
無痛分娩の標準的な説明文書のウエブ公開の有無 あり
説明文書が掲載されている個別URL 説明文書はこちら
https://hosp-nerima.juntendo.ac.jp/perinatal/childbirth/index.html
説明文書に記載の最終更新日 2025-01-14
説明文書による同意取得の有無 あり
無痛分娩マニュアルの有無 あり
分娩時鎮痛マニュアル
当該マニュアルが掲載されている個別URL https://hosp-nerima.juntendo.ac.jp/perinatal/childbirth/index.html
当該マニュアルに記載の最終更新日 2025-01-14
無痛分娩看護マニュアルの有無 あり
*無痛分娩管理中のチェックポイント
*硬膜外留置カテーテル挿入・無痛分娩マニュアル
当該マニュアルが掲載されている個別URL https://hosp-nerima.juntendo.ac.jp/perinatal/childbirth/index.html
無痛分娩に関する設備及び医療機器の配備状況
麻酔器の有無 あり
除細動器(又はAED)の有無 あり
母体用生体モニターの有無 あり
蘇生用設備・機器の有無 あり
緊急対応用薬剤の有無 あり
急変時の体制
急変時の体制 自施設だけで対応
産科、麻酔科、救命救急センターが連携し緊急帝王切開術ならびに母体急変時対応を行っています。
母体救急蘇生対応方法掲載の個別URL https://hosp-nerima.juntendo.ac.jp/perinatal/childbirth/index.html
新生児救急蘇生対応方法掲載の個別URL https://hosp-nerima.juntendo.ac.jp/perinatal/childbirth/index.html
危機対応シミュレーションの実施の有無とその内容
実施の有無 あり
具体的な実施内容(実施ありの場合のみ) 2か月に1度、産科・婦人科、麻酔科、新生児科、産科病棟看護師、手術室看護師を交えて、独自のシナリオに則り、実施している。
最終実施日 2025-03-15
無痛分娩麻酔管理者について
氏名 菊地利浩
所有資格 日本麻酔科学会認定麻酔科専門医/麻酔科標榜医
研修受講歴カテゴリA
講習会名 :[カテゴリA] JALA カテゴリーA
講習受講年月日 :2025-04-25
受講認定番号:JALA-0004-2504079-001
麻酔担当医について
1. 氏名 天野 功二郎
勤務形態 常勤
所有資格 日本専門医機構認定麻酔科専門医/麻酔科標榜医
施設主催講習 日本麻酔科学会指導医、日本ペインクリニック学会専門医
ACLS更新日;2025.03.09
2. 氏名
木村準之介
勤務形態
非常勤
所有資格
麻酔科標榜医
研修受講歴カテゴリA
講習会名 :[カテゴリA] JALA カテゴリーA
講習受講年月日 :2023-03-27
受講認定番号:JALA-0001-2303020-001
研修受講歴カテゴリB 講習会名 :[カテゴリB] JALA カテゴリーB
講習受講年月日 :2025-04-22
受講認定番号:JALA-0002-2504027-001
研修受講歴 カテゴリC ACLS更新日;2023.10.05
施設主催講習
日本麻酔科学会認定医
NCPR2020更新日;2023.07.18
3. 氏名
権藤 栄蔵
勤務形態
常勤
所有資格
日本専門医機構認定麻酔科専門医/麻酔科標榜医
研修受講歴カテゴリB
講習会名 :[カテゴリB] JALA カテゴリーB
講習受講年月日 :2025-04-22
受講認定番号:JALA-0002-2504025-001
施設主催講習
日本麻酔科学会指導医、日本ペインクリニック学会専門医
4. 氏名
秋本 真梨子
勤務形態
非常勤
所有資格
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医/麻酔科標榜医
研修受講歴カテゴリA
講習会名 :[カテゴリA] JALA カテゴリーA
講習受講年月日 :2024-10-20
受講認定番号:JALA-0004-2410020-001
研修受講歴カテゴリB
講習会名 :[カテゴリB] JALA カテゴリーB
講習受講年月日 :2025-04-17
受講認定番号:JALA-0002-2504017-001
施設主催講習
日本ペインクリニック学会専門医
5. 氏名
西岡 崇
勤務形態
常勤
所有資格
日本専門医機構認定麻酔科専門医/麻酔科標榜医
研修受講歴カテゴリB
講習会名 :[カテゴリB] JALA カテゴリーB
講習受講年月日 :2025-04-22
受講認定番号:JALA-0002-2504026-001
無痛分娩に関わる助産師・看護師について
無痛分娩研修修了助産師・看護師数 0名
NCPR資格保有者数 39名
日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況
日本産婦人科医医会偶発事例報告への参画の有無 あり
妊産婦死亡報告事業への参画の有無 あり
研修受講状況について(カテゴリーC・D) 0名(今後受講予定) ※2025年5月時点
急変時の体制

産科、麻酔科、救命救急センターが連携し緊急帝王切開術ならびに母体急変時対応を行っています。
教育として、各スタッフは急変時に備えたシミュレーショントレーニングを行っています。また各分娩室には必要な器具を備えております。

無痛分娩に関する情報

順天堂大学医学部附属練馬病院 無痛分娩施設情報一覧

「無痛分娩の安全な提供体制の構築に関する提言」に基づく自主点検表※全ての項目を満たしています

無痛分娩に費用について

無痛分娩をご希望の方は、別途15万円をいただいております。また、当院は東京都無痛分娩費用助成事業対象医療機関(予定)です。
当院の無痛分娩費用の場合、助成金額10万円が支給対象となります。助成金は2025年10月1日以降出産した方が対象となり、請求については利用者個人から東京都に手続きする必要があります。



詳細はこちらの東京都福祉局のホームページをご確認ください。