糖尿病・内分泌内科
糖尿病・内分泌内科について
個性や生活背景に適した治療を地域のクリニックと連携して推進
4人の専門医が、糖尿病をはじめとする内分泌疾患に対する専門性の高い診療を行っています。これまでさまざまなタイプの糖尿病、内分泌疾患を診てきた臨床経験を豊富に蓄積しているため、個々の患者さんに適した治療選択が可能です。地域の先生方との連携診療も積極的に進めています。糖尿病を放置すると全身の動脈硬化症を進展させ、重篤な心・脳血管障害や糖尿病特有の網膜や腎臓の合併症を引き起こします。こうした合併症を予防するには良好な血糖コントロールを保つことが重要ですが、そのためには患者さん自身の生活習慣改善や疾患の正しい理解が不可欠です。当院では医師、看護師、栄養士が一体となったチーム医療で、月1回外来で糖尿病教室を開き、疾患への理解を深めています。また、腎臓内科と連携して多職種チームで糖尿病腎症の進展予防をめざす「透析予防外来」は、当院独自の取り組みと言えるでしょう。当院で別の病気の手術をする糖尿病患者さんには、当科が併診することで安心して治療が受けられるようにしています。糖尿病は完全に治癒する病気ではありません。患者さんそれぞれの社会背景や個性に合わせた診療で、途中でドロップアウトすることなく、希望を持って治療を続けてもらえるように努力しています。
主な対象疾患
- 2型糖尿病
- 1型糖尿病
- 高尿酸血症
- 高脂血症
- バセドウ病
- 橋本病
診療方法
医学は日々進歩していますが、当科においては上記を代表とする内分泌代謝疾患に専門的に対処するために、最新の知識をとり入れるよう努力しています。中でも特に、力を注いでいる疾患が糖尿病です。糖尿病は、今や国民病と言えるほどの増加をたどっています。糖尿病はインスリンを産生する膵β細胞の機能不全および、インスリン作用を受ける肝、および骨格筋におけるインスリン抵抗性のために起こる全身の代謝異常症です。この代謝異常が、全身の動脈硬化症を進展させ、同時に、糖尿病に特有な細小血管合併症を誘発します。さらに、糖尿病はがんや認知症の発症リスクも高めることが明らかになっています。当科におきましては、糖尿病の各ステージにおける病態を解明し、更に、その病態に沿った治療法の開拓をテーマとして、日々、臨床研究を行っています。従いまして、当科受診の患者さんには、現時点での最善の糖尿病治療を提供できるものと自負しています。診療体制
当院では糖尿病専門医が月曜日から土曜日に診療を行っており、少しでもよい血糖コントロールを達成、維持できるよう医師、看護師、栄養士、その他コメディカルが一体となったチーム医療を行っています。外来、病棟を対象とした糖尿病教室を開催し、近隣医療機関とも積極的な病診連携を推進しています。診療科のご案内
糖尿病・内分泌内科のご案内スタッフの紹介
医師名 | 職位・役職 | 専門分野 | 所属学会 | |
川角 正彦 順天堂大学1988年卒 | 診療科長 先任准教授 | 代謝・内分泌学 | 日本内科学会認定医・総合内科専門医 日本糖尿病学会専門医 日本糖尿病学会研修指導医 | |
岡崎 由希子 千葉大学1998年卒 | 准教授 | 糖尿病 | 日本内科学会内科認定医・総合内科専門医 日本糖尿病学会専門医 日本糖尿病学会研修指導医 | |
登坂 祐佳 聖マリアンナ医科大学2007年卒 | 准教授 | 糖尿病
内分泌 | 日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医 日本内科学会総合内科専門医 日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医 | |
古屋 翔子
| 糖尿病
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外来診察日割表
当院は、東京都より地域医療支援病院に承認された病院となっています。初診で紹介状をお持ちの方は事前に予約センターで予約をおとりください。紹介状のない方も初診をお受けできますが、予約の方が優先となりますので、来院日当日に診療が出来ない場合がございます。予めご了承ください。(予約センターはこちら)
なお、予約のない方で、受診歴のある診療科での最終診療受付日から半年を過ぎた場合は、初診と同じ取扱いとなります。
初診受付は、火・木・金の午前11:00までです。
【3号館1階】
赤字:女性医師
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 | 古屋翔子 (糖尿病内分泌一般) | 初診 10/29休診 | 川角正彦 (糖尿病内分泌一般) | 初診 | 初診 | |
登坂祐佳 (糖尿病内分泌一般) | 古屋翔子
(糖尿病内分泌一般) | 登坂祐佳
(糖尿病内分泌一般) | 川角正彦 (糖尿病内分泌一般) | 川角正彦 (糖尿病内分泌一般) | ||
岡崎由希子 (糖尿病内分泌一般) 10/10休診 | 岡崎由希子 (糖尿病内分泌一般) 10/11休診 |