無痛分娩について
はじめに
妊娠おめでとうございます。そしてようこそ順天堂大学練馬病院へ!2016年より、順天堂大学練馬病院では産婦人科・助産師と麻酔科が協力して、無痛分娩を開始いたしました。2021年現在では麻酔科スタッフ9~10名が交代で担当しておりますので、計画分娩にする必要が少なくなり、自然陣発で入院し無痛分娩を受ける妊婦さんも増えてきました。
「24時間いつでも快適で安心できる分娩のサポート」を目標として、希望される産婦さんには24時間体制で無痛分娩を提供しています。また、母体搬送などの産科救急や分娩中に緊急帝王切開が必要になった場合や産後の大量出血などに対して、緊急の対応が必要になった場合も産婦人科医と助産師が協力して、迅速に対応することが可能です。
産婦人科外来内に周産期麻酔外来を開設しております。当院で分娩予定があり、無痛分娩希望の方、興味のある方は産婦人科スタッフを通して周産期麻酔外来をご予約ください。また医学的適応の方、リスクの高い出産となる方も周産期麻酔外来を受診いただき、スタッフ一同で安全な出産に向けて診療につとめてまいります。
順天堂大学医学部附属練馬病院 麻酔科・ペインクリニック
説明書(※現在更新中)
周産期麻酔外来ではこちらの説明書を用いてご説明をいたします。周産期麻酔問診票にご回答いただいた後、左上のQRコードより当院での無痛分娩に関する動画を視聴いただき、受診前に説明書を一読して質問を整理していただければ、外来で質問にお答えします。無痛分娩に関する説明書
安全対策
分娩に関連した急変時の体制
何も合併症がない妊娠でも5~10%の方に緊急帝王切開が必要となります。手術室では、毎日緊急帝王切開用の手術室を準備して、受け入れ態勢を作っています。産科病棟と手術室のコミュニケーションをとり、手術の可能性の高い妊婦さんの確認を随時行っています。危機対応シミュレーションの実施歴
1年に1~2回、超緊急(カテゴリー1)帝王切開のシミュレーション(最終実施日:2021年5月31日)と無痛分娩時の危機対応シミュレーションを行っています。産科病棟では、妊婦の急変時のシミュレーションを行っています。無痛分娩麻酔管理者の麻酔科研修歴、無痛分娩実施歴、講習会受講歴
無痛分娩麻酔管理者:麻酔科・ペインクリニック助教 井上 理恵日本麻酔科学会指導医
無痛分娩実施歴:8年
ACLS受講歴 2018年、2020年
産科麻酔シミュレーション 2017年、2018年、2019年
NCPR受講歴 2020年
JALA カテゴリーB講習受講歴 2021年
麻酔担当医
当院 麻酔科・ペインクリニック 医師無痛分娩麻酔管理者の監督のもと実施しております。
日本産婦人科医会偶発事例報告・妊産婦死亡報告事業への参画状況
参画している。無痛分娩費用 変更のお知らせ
無痛分娩件数増加とスタッフ確保に伴い、2020年1月1日0時以降の出産となった分娩より無痛分娩費用を15万円に変更させていただきます。ご理解の程よろしくお願い致します。無痛分娩施設情報一覧
無痛分娩施設情報一覧ウェブサイトの更新日時
2023年3月麻酔科・ペインクリニック
産科・婦人科
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