新生児科
主な対象疾患
・早産低出生体重児・子宮内発育不全児
・多胎児、新生児仮死
・新生児黄疸
・新生児感染症
・哺乳不良などの適応障害
・呼吸障害
・先天性疾患(心臓、消化器、代謝、内分泌、免疫、アレルギー、神経系、骨格系、)を有する児。
またハイリスク妊娠の出生児での経過観察入院など
診療方法
2021年4月1日より、小児周産期センターの一部門としてNICU(新生児集中治療室)6床、GCU(新生児治療回復室)12床がオープンいたしました。治療、あるいは経過観察が必要な赤ちゃんは全例こちらにお預かりすることになります。
集中治療が一段落するとNICUからGCUへと移動し、母と授乳や沐浴の練習を行い家に帰る準備を始めます。
退院してからが本人とご両親には本番です。定期的に新生児科外来に来ていただき、発達チェックをしながらフォローをしていきます。風邪をひいたりアレルギーがある場合には小児科と協力して治療にあたります。
診療体制
入院診療体制は新生児科医師3名と小児科より出向の2名の合わせて5名で行っています。フォローアップ外来では発達専門医による診察に加えて臨床心理士による発達検査を行っています。
発達が気になるお子さんは当院出生でなくても科長の一般外来で診察しております。
取得できる資格
日本小児科学会専門医日本周産期新生児医学会新生児専門医
後期臨床研修医・2年目初期臨床研修医募集に向けてメッセージ
我々は最初から大人ではなく、医師でもなかったですよね。人生最大の危機はどこにあるか知っていますか。そうそれは産まれる瞬間です。
みなさんも両親から自分が生まれた時のことをお聞きになったことがあるでしょう。
あるいはすでに自分の子が生まれる瞬間に立ち会った幸せな人がいるかもしれませんね。
新生児科はそうした周産期をフィールドとした診療科です。
周産期センターでは入院された患者さん数より多くの人が退院されます。これってよく考えたら驚きですよね。
研修・見学・セミナー参加など、興味があれば科長まで連絡ください。
順天堂大学のマークを背負い、周産期医療、周産期学を極めていきましょう。