腎・高血圧内科

診療実績

(ア)外来診療部門
診療内容は、高血圧、慢性腎臓病(蛋白尿・血尿~腎不全~透析導入)、高尿酸血症、全身疾患の伴う腎障害(特に糖尿病腎症)など多岐にわたっています。

(イ)入院診療部門
腎内 透析
入院患者数は平均して15名程度(月平均400名)になります。腎生検、食事指導・教育入院、透析導入準備(シャント作製・腹膜カテーテル留置術)、透析導入、透析患者のドック入院などの予定入院から、緊急入院(急性腎不全や透析導入依頼)まで多彩な症例があります。
このほかに、透析患者が整形外科、外科、眼科などに手術目的で入院するような場合や、循環器内科で心臓カテーテル検査のために入院するような症例を併診しながら入院中の透析管理を行うため、常時20名近くの患者さんに対応しています。

腎・高血圧内科では、血液浄化療法すべてに対応していますので、血漿交換療法やエンドトキシン吸着療法、薬物中毒治療なども行っています。腹膜透析(CAPD)の管理も可能です。

(ウ)手術部門
透析療法に関わる手術(シャント作製・CAPDカテーテル挿入術)や血管再建術(PTA)などの症例経験も可能です。

診療上の特色

慢性疾患の治療にとって、最も重要なのは患者・家族教育とコミュニケーションスキルの理論と実践と考えています。臨床経験豊富なスタッフにより、安心・安全な治療を提供します。

取得できる資格

内科各診療科と協調して、内科認定医の受験資格が得られます。また腎臓学会認定医、日本透析医学会認定医取得のための準備も可能です。

後期臨床研修医・2年目初期臨床研修医募集に向けてメッセージ

患者のことを第一に思う強い気持ちをもった優れた臨床医を目指したい先生、ぜひとも我々と一緒に、その情熱を思う存分発揮してほしいと思います。
腎・高血圧内科は、常に「心」のある医療の実践に情熱を注いでいます。
「心」と「心」の襷リレーを一緒に経験しましょう。次の走者は君です。