心臓血管外科
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9:00 ~ 12:00
13:00 ~ 16:00
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心臓血管外科について
痛みも傷も最小限の心臓病手術 負担の少ない医療提供で社会復帰を目指します
心臓大動脈の手術は、20年前からの進歩は著しく、大変危険な手術からどれだけ小さい傷で早く社会復帰できるかという手術に変わりました。でも、本当に手術が必要な状況なのか、それはそれぞれの病気の種類、重症度、患者さんご自身の状態によって変わってきます。
『なぜ手術が必要なのか』、これを理解することが一番大切なことです。また、医師の考え方によっても治療の時期や選択肢が変わってきます。そのためにもセカンドオピニオンという他の医師に治療方針の意見を聞く制度があります。担当医へは遠慮なくセカンドオピニオンを求めてください。手術の一番のタイミングを逃さず、低侵襲で小さな創部で早く社会復帰できるように色々なご提案をさせて頂きます。
「不安。できれば手術は避けたい」あるいは「まあ自分は大丈夫だろう」というお考えで、待ちすぎて突然急変し不幸な結果に直面したり、救急搬送され知らない場所で予想もしない手術を受け望まない手術結果になることは避けるようにしましょう。
初めて受診される方もお気軽にお電話ください。あるいは予約がなくても受診してください。なるべく、その日のうちに必要な検査を行い、ライフスタイルの改善や経過観察方法、必要な治療をご提案させて頂きます。
外科治療は、順天堂医院(本郷)と連携しながら国内・アジア・環太平洋トップの最適な治療方法をご提示させて頂きます。
『なぜ手術が必要なのか』、これを理解することが一番大切なことです。また、医師の考え方によっても治療の時期や選択肢が変わってきます。そのためにもセカンドオピニオンという他の医師に治療方針の意見を聞く制度があります。担当医へは遠慮なくセカンドオピニオンを求めてください。手術の一番のタイミングを逃さず、低侵襲で小さな創部で早く社会復帰できるように色々なご提案をさせて頂きます。
「不安。できれば手術は避けたい」あるいは「まあ自分は大丈夫だろう」というお考えで、待ちすぎて突然急変し不幸な結果に直面したり、救急搬送され知らない場所で予想もしない手術を受け望まない手術結果になることは避けるようにしましょう。
初めて受診される方もお気軽にお電話ください。あるいは予約がなくても受診してください。なるべく、その日のうちに必要な検査を行い、ライフスタイルの改善や経過観察方法、必要な治療をご提案させて頂きます。
外科治療は、順天堂医院(本郷)と連携しながら国内・アジア・環太平洋トップの最適な治療方法をご提示させて頂きます。

診療上の特色
①動悸や息切れを感じるようになった。
②動くことが億劫。仕事の範囲が狭くなった。同じ仕事をこなせない。
③休憩が増えた。足がだるい。足がむくんだような気がする。
④階段や坂道を避けるようになった。一緒に旅行に行けない。
⑤めまい。意識がなくなるような気がする。
⑥食欲が落ちた。好きな食べ物が変わった。食べても痩せてきた。
②動くことが億劫。仕事の範囲が狭くなった。同じ仕事をこなせない。
③休憩が増えた。足がだるい。足がむくんだような気がする。
④階段や坂道を避けるようになった。一緒に旅行に行けない。
⑤めまい。意識がなくなるような気がする。
⑥食欲が落ちた。好きな食べ物が変わった。食べても痩せてきた。
心臓・循環器に関わる疾患が隠れているかもしれません。
早めに受診してください!!
早めに受診してください!!

- 簡単な問診や聴診でわかることがあります
- 心電図・レントゲンで心臓の状態を予測
- 心エコー検査で心機能や弁膜症を確認
- CTで大動脈の形態を確認します。

診療方法
- 冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)に対しては、予定手術では人工心肺を使用しない拍動下冠動脈バイパス術を施行しています。また、同時に心原性脳梗塞予防のために左心耳切除も同時に行っています。順天堂は、心臓機能の改善だけではなく、ストロークフリー(脳梗塞ゼロ)を目指しています。
- 大動脈弁膜症では、リスクを評価しながら最適な治療方法(人工弁置換手術、縫合のない人工弁置換手術、カテーテルによる人工弁置換手術:TAVI)を選択しています。
- 僧帽弁疾患は、順天堂医院(本郷)と連携しながら胸骨を切らない小切開手術や内視鏡手術・ロボット手術を施行しています。全例できるわけではありませんが、術前の画像診断で治療方法を御提案御説明させていただきます。
- 心房性不整脈は、循環器内科医とともに積極的にアブレーション治療に取り組んでいます。また、心原生脳梗塞予防に左心耳マネージメントを行っています。
- 大動脈疾患は、積極的にカテーテル治療(血管内ステントグラフト挿入術)を積極的に行い、痛みの少ない治療を心がけています。
主な対象疾患
・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)・弁膜症
・大血管 ステントグラフト内挿術
・末梢血管・静脈疾患
・先天性心疾患
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
虚血性心疾患

冠インターベーション(PCI)

冠動脈バイパス術(CABG)

内科・外科チームが話し合って一番良い遠隔期成績が得られる治療方法を選択します

弁膜症
大動脈弁狭窄症
生まれつき弁が2枚しかない先天性二尖弁、加齢・動脈硬化による加齢性大動脈弁狭窄症、リウマチ熱によるリウマチ性大動脈弁狭窄症があります。進行した大動脈弁狭窄症では、大動脈弁尖の石灰化による開放制限のみならず大動脈弁輪部の石灰化が進み左心室からの血液の流出が制限されるようになります。

三尖弁 二尖弁

大動脈弁閉鎖不全症
大動脈弁そのものの変性や大動脈弁を支えている大動脈基部が変形拡大し解剖学的構造が破綻することで、弁がきちんと閉じず、大動脈から心臓へ血液が逆流するようになります。そして、逆流した血液が過剰な容量となり心臓に容量負荷がかかります。心臓が徐々に拡大し、高血圧や肺への負担が進行してくると息苦しさや動機などの症状が現れます。


僧帽弁閉鎖不全症
多くは弁自体が変性して、弁(僧帽弁は前尖と後尖の2枚から成り立っています。)の合わさりが悪くなり、左心室から左心房への逆流を生じます。息切れがでたり、不整脈を生じると動悸がします。
僧帽弁閉鎖不全

左心耳マネージメント
心原性脳梗塞を予防し、脳梗塞のない社会を目指しています。
左心耳切除術は脳梗塞を予防する手術手技です。
左心耳とは、左心房に付いた袋状の部分です。
不整脈(心房細動)を起こした場合に、心臓内に血栓を生じますが、その90%が「左心耳」に形成されると言われています。左心耳は心臓の機能に大きく影響しないことが分かっており、当院では、手術時に同時に左心耳切除術を行っています。
利点
所要時間はわずか5分です。
抗凝固剤を飲まなくて良い、もしくは血液サラサラの程度を抑える事が可能です。


心原性脳梗塞の長期予防効果では、ワーファリンや新しい抗凝固薬より、左心耳切除の費用対効果が優れていると報告されています。
大血管 ステントグラフト内挿術
ステントグラフト内挿術(腹部、胸部)
血管にカテーテル(細い管)を挿入してステントグラフトと言われる人工血管を内側から挿入する治療です。ステントグラフトによる治療は、切開部を小さくすることができ、身体にかかる負担が少ないのが特徴です。大動脈瘤は切除しないので残りますが、瘤は血流が遮断されるので、次第に小さくなる傾向にあります。
また、瘤が縮小しなくても、破裂の危険性がなくなります。
ステントグラフトの利点と欠点
利点
- 体への負担が少ない
- 傷が小さくてすむ
- 翌日より食事、歩行が可能
- 術後4〜5日間での退院が可能
- 瘤の場所、形によっては、すべての人に施行できるわけではない
- 術後に長期の定期的な経過観察(外来通院)が必要
- 手術後に追加処置が必要な場合がある

2021年8月〜 腹部・胸部ステントグラフト治療開始しました

この様な複数の動脈瘤が合併した症例の場合、以前は内腸骨動脈(お尻に向かう動脈)を犠牲にして、術後お尻や、太ももの裏のだるさ、痛みが出ることがありましたが、新しい(デバイス)ステントグラフトを用いてお尻への血流を維持したままステントグラフトが可能となりました。

高齢であったり、全身状態が悪いためステントグラフトで治療したいと思っても、場所によっては頭に流れる血管を塞いでしまうため、不可能と思われる場合でも、自分に合わせてオーダーメードした開窓型(必要な部分に穴を開けた)ステントグラフトを使用し治療できる場合もあります。
(実施困難な方もいらっしゃいます)

術後の痛み、傷の感染リスクを減らすことが期待できます。
末梢血管・静脈疾患
下肢静脈瘤

足に『血管がボコボコしている』 『むくむ』 『だるい』 『よく足がつる』『かゆみがある』・・・などの症状はありませんか?
これらの症状は『下肢静脈瘤』が原因かもしれません。
これらの症状は『下肢静脈瘤』が原因かもしれません。
下肢静脈瘤は、50歳以上で約6割

静脈瘤になりやすい人とは・・・


下肢静脈瘤の治療
下肢静脈瘤の治療には 手術・硬化療法・保蔵療法といった様々な治療法があります。
静脈瘤の状態にあわせた治療法を選択いたします。


下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術とは、逆流のある静脈内にカテーテルを入れて、血管内の壁を熱で焼き、閉塞させる手術です。出血などのリスクが少なく、メリットの多い新しい治療法です。
局部麻酔で治療は可能ですので、手術直後から歩くことができ、当日から日常生活に復帰できます。